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ヒグラシが鳴きました。 [北窓だより]

この数日猛暑続きですが、昨日からヒグラシが鳴き始めました。
昨年は20日ですから、今年は少し遅れているようですが、これを耳にすると私は、ああ、また夏が来たなあ!という思いに打たれるのです。少し物悲しく、寂しさをそそるこの鳴き声に…。

「夏は夜…」といわれますが、このヒグラシが鳴く「夕暮れ」が、私に「をかし」を感じさせる一番印象的な光景だと言ってもよいかもしれません。
日中の耐え切れない猛暑が、日が傾くころにふっと緩んで、風さえも出てくると、たとえクーラーをつけていても、狭い部屋での不自然な冷房は段々息苦しくなって、それを消して少しは生ぬるくても風が吹き込んでくる、それに心底ほっと息をつく感じの時にヒグラシが鳴くのです。
この一瞬に夏を感じます。しかし夜になると、パタリと風は止んで、今の時代ホタルを近くで目にする環境もなく、昔のように縁台で夕涼みという風情でもなく、夕食後は部屋に閉じこもってTVなど見るということになり、もちろん夜の街を存分に楽しむ人もいるでしょうが、そういう元気がなければ「夏は夜」とは言えないのです。
というわけで、今その夏の夕暮れのひと時に真夏を感じています。もう少しして夜が訪れると風が無くなり、また食事や食後の片づけやその他、生活の雑事や情報に振り回されることになります。
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お盆(新暦)の台峯歩き [台峯を歩く]

九州北部で未曾有の被害をもたらしている梅雨末期の前線が北上しつつあるようですが、この辺は曇り空で、湿気はひどいものの風があるため歩くのには幸いしました。

お盆で連休のためか参加者は少なく、ゆっくりとモニタリングもしながら歩きましょうとKさん。昨夜はホタル観察会もあり、その前は山の手入れもあり、人数が少なかったのはそのためもあるでしょう。私はそれらをさぼっていたので、これに出ることができました。蛍は、この時期は平家ホタルで、源氏が少し残っているという状態。平家は光も弱く低い場所にいるので、源氏のような華やかさはなく、数はまあまあだったようですが、私も参加した前回が一番良かったようです。

この時期の見どころは、半夏生(半化粧)です。この辺りの湿地ではここが一番広範囲で見られるそうです。鮮やかな白でお化粧した姿が見られる時期が歩く会の日程にぴったりと合う日は年により違ってきますが、今回はそれがぴったりでした。ある場所では(半)ではなく(八分)くらいが真っ白ということもありました。その他セリやヤブミョウガの白い花。
それらの中で黄色のダイコンソウが目立ちます。ヤブカンゾウやネジバナは終わりごろ。ムラサキニガナというのも赤紫ですが小さく俯いているので地味で目立ちません。ところがこれが1メートル近くにまでなり、タンポポのように綿毛になって飛び立っていく、その寸前の姿が見られました。ジャノヒゲも薄紫の花穂をつけますが地味です。
その他可哀そうな名前を付けられたハエドクソウ(昔はこの葉っぱを蠅取り紙に使ったとか)、ヤブジラミなど。また馬を冠したウマノ・ミツバ(葉っぱが3枚ずつつく)、オオバ・ウマノ・スズクサなど。
ヤマイモに似ているけれどそれとは違う、オニドコロという厳つい名前の付いたものも、同じ種類でもヒメドコロという名前がついているのは面白い。姫のほうは葉っぱも少し細身で、地味な房のような花も鬼よりも長く全体として繊細なのである。


樹の花としては合歓の木ですが、なぜか今年は花が少ない感じもしました。実はこの近くの六国見山では、いつもはあちこちに見られるのに今年はまだ目にしないからです。その他カラスザンショウやアカメガシワの花(これらは黄色っぽく花という感じに見えない)。

この梅雨の時期、どんなに小さい庭でも草木はどんどんのびる。切っても切っても新しく伸びるのだが、それに白い小麦粉のような物がつき、それを枯らすようなのである。嫌なカビとも虫ともつかぬその正体を今日初めて教えられた。アオバ・ハゴロモだという。ずいぶん綺麗な名前だなあ…。幼虫は白いだけだが、成虫になると青みを帯びた体に白い羽をつけ、手で触ると跳ねて飛び去る。これが羽衣だなんて…、あまりにも良い名前を付けたものだと、あきれる感じ。

参加者の中には、初めてではありませんが板橋から来た人、また都内在住の高校3年という学生で大学では環境問題に係わる学部に行きたいという初参加の若者がいました。老齢化の進んできた歩く会の皆、特にKさんは期待する感じで、何をやるにも植物が基本だといろいろ話しかけ自分の考えを伝えていました。昆虫に詳しいようでした。
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