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ガビ(蛾眉)鳥、庭先に来る。 [北窓だより]

先のブログでも書いた蛾眉鳥ですが、今日のお昼頃、あの高く鋭くけたたましい声が間近に聞こえてきたので、慌てて窓を開けて見ると、この鳥が来ていました。
今伸びている黒竹の先のほうに、ちょうど止ったところで横顔がはっきり見えました。
歩く会でもらったコピーで想像したよりもずっと大きい感じで、ウグイスよりも一回りどころかヒヨドリくらいはある大きさ、羽根の黒っぽいウグイス色もぼさぼさした感じで、眼のあたりも隈取をした歌舞伎役者のよう、こちらの思い込みもあって何か猛々しい様子で憎らしい姿をしているのです。
これまでウグイスやホトトギスの声を圧するように林の中で啼いていたガビの声が、そこではこのところあまり聞かれなくなって、高校の校庭の木々の繁みなどから聞こえてくることが多くなっていて、昔は飼い鳥であったせいで町中が恋しくなったか、などと思っていたのですが…。
中国からやってきたこの外来種は、姿も大きく声も高く、何処にいても在来の鳥たちを圧倒しているようです。
ウグイスがこの庭先にやってきて、声を聞かせてくれたときは感動しましたが、この鳥の声を聞き、姿まで見たときは(初めてみました)、憎らしく思ってしまったのはやはり偏見かもしれません。
それでもウグイスやキビタキやシジュウカラのように小さくて可愛らしくて繊細な小鳥、声も澄んだ声であるのに対して、この大柄な鳥は姿もぼさぼさ、甲高い声もガラガラした声が混じっていて好きになれないのでした。ガビにしては気の毒な、身びいきです。

「台峯歩き」前回のつづき [台峯を歩く]

 さて、先ず鳥の事。
問題になっている中国から渡ってきたガビチョウ(蛾眉鳥)ですが、最近盛んに声が聞かれるようになりました。鳴き声は高く鋭く、ウグイスの声を圧するくらいです。また温暖化の現象でしょうか、この辺りでは珍しかったキビタキの鳴き声もよく聞かれるようになりましたが、これも台峯で繁殖するようになったようです。この鳥も、日本では昔飼い鳥としても珍重された(今は飼ってはいけない)南方からの渡り鳥で、実は昔私も飼ったことがあります。この鳥は、全体が黒色で、眼の上とノドから腹にかけてと、背中にも黄色い部分があり、それらがとても映えて綺麗なのです。大きさはウグイスと同じくらい。しかしガビチョウはもっと大きいのです。プリントの写真を見ると全体はウグイスの色に似て渋い色ですが、頭と腹は橙色、目の周りはメジロのように白く縁どられ、その白色がぐいと眉のように伸びている。この大きさと鳴き声の鋭さは在来種を圧倒してしまうようです。
この時も、両方の声が同時に聞かれましたが、キビタキの声はじっと耳を澄ませなければ聞きとれないほどです。しかし声は高くてとてもきれいなのです。どちらももう、この辺を故郷とする種になってしまったようですが、やはり外来種は強く、臆面もなくのさばる感じなので、Kさんは控えめで慎ましやかなキビタキ、を即興詩人のようだなどと言って、しきりに肩を持つのでした。
田んぼでは苗代を作っている段階、ツバメが飛んで、そこの泥を巣作りのために持って行っているようですが、こういう泥が街中では少なってきた今、ツバメの数も減った感じがします。
またカワトンボも今の季節ですが、これも水辺がなければ出てきません。そしてそういう川に蛍が出ます。今年ももう蛍の季節が近くなり、その観察会の日程も発表されました。

 次に、ハルジョオン(春女苑)とヒメジョオン(姫女苑)は、雑草といわれる類で、道端に白い(時に薄い紅も混じった)小さな菊に似た花を咲かせる野草。最初にハルが咲き、それが終わるころヒメが咲き始めます。その判別方法を、この日教わりました。こんなことを覚えたからと言って何の役にも立たないかもしれませんが、こんな風に丹念に周りを眺めているだけでも、自分もその一部である自然がいかに巧妙に成り立っているか、またそれを探索するだけで生きている人生は面白く楽しく過ごせそうな気がします。たとえお金がなくても。
判別方法 ①咲く時期は今書いたように、ハルが先(4~5月)、ヒメ(6~7月)。 ②つぼみの姿、ハルは最初うなだれる。ヒメはまっすぐに伸びて、逆三角形型に花が咲いていく。 ③葉の付き方。ハルは葉が茎を抱くようにして付いている。ヒメは、葉には柄がある。 ④茎。ハルは空洞。ヒメは空洞ではない。

一番よくわかるのは、葉の付き方です。それを見ればすぐどちらかが分かります。
こんな風に微妙な違いを持つものも、それぞれに棲み分けをして、それぞれが生きているものだと感心させられます。今日は菜種梅雨のような、1日しとしと霧雨のような雨が降り続いています。昨日の晴天は貴重でした。今回の台峯報告はこれまでとします。
      

「台峯歩き」 白い花の季節。 [台峯を歩く]

予報が少しずれて、今日はまだ晴れのお天気。山歩きには暑くもなくいい日和になりました。
小さな白い花が目立つ季節です。歩き出すと細い山道では一列になってしまい、Kさんの説明が後ろに伝わらないことが多いので、プリントが配られたとき少し細かな説明がありました。その一つに有名な「夏は来ぬ」の歌の内容です。

”卯の花の 匂う垣根に”ですが、卯の花はあまり匂いません。同じ白い樹の花で、エゴノキは良い香りがします。しかもこの花は俯いて咲いているので、高木になるけれど、見上げて鑑賞することができっます。というわけで、ここの匂うは盛んに咲いているの意、また卯の花だけの垣根は少なく、それを他の木の間に混ぜながら垣根にすることが多く、それはこの辺りでも見ることができました。
しかしこの卯の花の垣根にホトトギスがやってきて鳴く、というのは現実には考えられなくて、これは卯の花を眺めながら過ぎっていったホトトギスの声を聞くということなのだろう、という事。ホトトギスは他の鳥のように止まって鳴くのではなく、飛びながら鳴くのだそうです。鳴くときは、普通の滑空ではなく、羽根をばたばたさせながら鳴くのだそうです。又“忍び音”というのも、ちょっと分からない言葉で、「忍ぶ」、こっそりとというような意味ではなく、詰まったような鳴き方を言うのだそうです。トッキョ トカキョク という音は、確かにのびやかではなく、確かに喉を詰めて鳴く感じです。この鳥はこの頃南方から渡ってきて、ここで繁殖します。有名な托卵、ウグイスの巣に卵を産んで、ウグイスに育てさせるのですが、ずうずうしとは言えない事情があるのだそうです。すなわちこの鳥は体温調節ができない、分かれてきた元の爬虫類の痕跡をまだ残しているからだそうです。だから体温を上げて卵を孵化させることができないらしい、必死の選択をしているのだ…と。
自然は不思議なことだらけ、また、ここでも述べましたガビチョウについて、またほとんど見分けがつかない、ハルジオンとヒメジョオンについても回を改めて書くことにしますが、今日はここまで。

ホトトギス、鳴き始める。 [北窓だより]

早朝の散歩の際、ホトトギスの声を聞いた。私にとっては今年初めて、これを聞くと、ああ夏が来たなあと感じます。このところ夏日になることが多く、今日も夏の暑さでいよいよ夏の到来と思うのですが、湿度が高いので爽やかな感じはしません。

このところ鳴く鳥の声も増えてきて、もうすっかり歌も上手になったウグイスのほか、よく声を響かせるコジュケイも時には子ども連れの姿を現したりします。シジュウカラもチーペチーペと電線に止まって盛んに囀り続けます。春にはよく見かけていたメジロはかえって見られなくなりました。巣の中で抱卵の最中でしょうか。山中の高く鋭い声の持ち主はどうもガビチョウのようで、これは中国でよく飼われている鳥が渡ってきたらしい外来種で、大体において外来種は強く、生態系を脅かす原因になっているのであまり歓迎できないのです。

先月の台峯歩きの日は雨で、今月の第3日曜日も予報によれば雨になるかもしれないので、その代りに簡単に今の様子を書きました。わが家の植木鉢で、ほとんど枯れそうでいて毎年何とか少しだけ蔓を伸ばしていたものの花など咲かせなかったテッセンが、今年はぐんぐん伸びて蕾をつけ、昨日白い花を一輪咲かせました。今朝、その花の中に青いものが見えるので覗き込むと、生まれたばかりのような小さなバッタが止まっていました。命は、死なないで生き続けていればいつかはこんな風に
花を咲かせる時もあるのだろうか。今年はちょっといいことがあるのでは…と勝手に思ったりしてます。

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